少年部・女子部(セーフティルール)・壮年部の全国大会である第1回カラテドリームカップが開催されました。東京西支部からは12名が参加しました。東京西支部では、これまで全日本ジュニア大会に出場するには、私が指定する外部のレベルの高い試合で優勝しなければ、出場権を得られず、上位入賞しても、大会当日までしっかり稽古に来る約束をした者のみしか、私からの推薦という事で出場権を与えていませんでした。そのため、全国大会に出場するのは狭き門であるわけです。
ここ1、2年は、これまでいろいろな場所での試合を頑張り、数々の優勝、入賞をして来た少年部多数が、中学受験のための塾通い、中学入学後の勉強、クラブなどの多忙さにより、空手をやめるか、試合から一線を引いてほとんど稽古に来なくなるかとなっていました。簡単に言ってしまえば、稽古生が頑張って努力を積み重ねてきた結果の実が実り、第1期の実りの時期、収穫が終わってしまったという事です。本来、武道は、一生をかけて追求し、人生の糧とするものなので、実りの時期とかで区切をつけるものではないのですが、子供達は普通のスポーツとして、単なる習い事として空手をやっていますし、仕方が無い事だと思います。
そういった中で、東京西支部では、中堅どころや、次の世代の少年部が頑張っていますが、本格的に全国大会に挑戦できるのは、現在わずか1、2名といったところです。しかし、第1回目のドリームカップという記念大会でしたので、全国大会に実力的には及ばないですが、勉強の為に少年部、壮年部を推薦という形で12名を出場させました。そこには、勝てないが為に”東京西支部の稽古ではもう勝てない、東京西支部は終わった”などと目先の結果、インスタント的な結果を求め、表面的な判断しか出来ず本質を見抜けないような浅はかで心無い残念な人間達が色々な噂をする事は予測出来ましたが、選手の勉強になるだろうと出場させました。
予想通りと言えば予想通りだったのですが、数名をのぞいて実力的に今ひとつという少年部は、全国大会に出場するというのに稽古には、そこそこしか来ない、、、これでは勝てるわけがありません。やっぱり本当に頑張って外部のレベルの高い大会で実績を残した少年部しか出場させるべきではないなと痛感しました。私が今回実力的に満たない稽古生を出場させたのは、”しっかり稽古をする”というのが前提であれば勉強になるだろうと考えたからです。ところが全国大会を目指すような稽古量をこなさない、、、勝てる訳がありません。稽古をしない人間にとって全国大会はレベルが高すぎて単なる思い出になるだけで勉強には全くならないのです。私のドリームカップ前の予想は、東京西支部は、ほぼ全滅(笑)。そこそこ勝っても1,2名くらいだろうと思っていました。結果的には予想通りで3位に1名入賞しただけでした。結果は良くなくても沢山稽古を積んで臨めば勉強になる予定でしたが、まともに稽古していたのは石岡堅太くらいなものでした。かつて私から見て稽古をまあまあ頑張っていたのは、加藤辰享、新開千聖の2人くらいでした(加藤は試合での結果が輝かしいものばかりであったがために心がズレて私や道場との考え方と合わなくなり退会、新開は東京西支部での稽古の刺激が強すぎて、父親の転勤で別の道場に行きはしたものの刺激不足で飽きてしまい、大好きなバトンに専念、2人とも空手から身を引いてしまいましたが、稽古を頑張った分だけ立派に人生を歩んでいると思います)。あの2人は稽古をしていただけあって全国的には無敵でした。技がどうこうではなく、まず他人の2倍3倍の稽古をしなければ勝てません!聞いた話によると、全国大会で活躍している小学生、中学生、高校生選手の親は勉強は半分諦めていて、空手に比重を置いているらしいです。これが良いか悪いかは別問題として、勉強が、クラブが、遊びが、、、などと言い訳して稽古に来ないようでは絶対に勝てないのです。私から稽古に来いといわれても来なければ勝てません。勝てない文句をいう前に私が感心するくらいの稽古をしてもらいたいものです。しかし東京西支部では、やはりこれまで通り、試合に勝つためではなく、周りの気配りをし、思いやりを示せる立派な人間になる事を目標に稽古を積み上げる様にして行きます。そういった中で2〜3年後には、自然とまた試合に勝てる選手が出て来るでしょう。唯一3位に入賞した鈴木晴樺も、中学受験で塾通いが忙しく、中々稽古が出来ないため、私のすすめで遅い時間帯の一般部に時々来るなどの努力が多少実り、ご褒美になったようです。しかし、本来強いのに稽古不足のため、動きが悪く、いつもの情けない負けパターンで無残な負け方をしたため、東京西支部の応援の稽古生のほとんどが入賞しているなんて思わず、表彰式まで残らないで、帰ってしまったという”落ち”もありました(笑)。つまり、私の予想通り、今回東京西支部は実質全滅であったわけです(笑)。
しかし、他支部ではありますが、東京西支部の合宿に毎回参加してきた中村樹慧選手が、全国大会で初めての3位入賞し、嬉しい事もありました。今後も頑張ってもらいたいです。
表面的な結果は散々ではありましたが、参加した選手、応援して下さった稽古生共に今後のプラスになったと思いますので、次の頑張りに期待します。今回も、運営の手伝いをして下さった一般部稽古生の方々、選手の応援して下さった稽古生及び御父兄の方々、誠ありがとうございました。
そして、大会全般を支えて下さった総本部職員、スタッフの方々誠にありがとうございました。押忍
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