柿花亜紀子

茨城北交流試合の反省

押忍、今回は一般部として試合会場に行かせて頂いたにもかかわらず、自覚が足りなかったため、師範始め、多くの方に不愉快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした。

 自分でなぜこんな事になってしまったのか、考えてみました。

 私は今回の試合、師範に出るように言われていました。でも、前回の全中部、新潟の試合に参加して試合に出ることがどんなに大変な事か分かりました。試合に出ると決めてからは一日中、試合の事で頭が一杯になり、心穏やかに過ごす事が出来なくなりましたし、また、試合申し込みの時期、子ども達も以前のような頑張りがなく、稽古に出るのが精一杯でした。そんな理由から試合から逃げてしまいました。

 今思えば、試合から逃げたことが全ての原因だと思います。

 試合に出ないことで稽古は楽になりました。緊張しないで済みました。気持ちに余裕も出来ました。でも私が余裕と思っていたのは間違いで、それは気の緩みに繋がってしまったのだと思います。

 私は合宿のときは自宅を出発してから、次の日の解散まで決して気を抜かない、自分を押し殺し、周りに注意を払い、気を使い、完璧な姿勢を崩さない…と決心して参加します。12月の組手の試合も今からそんな気持ちでいます。それなのに今回の交流試合は自分が試合に出ないという事で一般部という自覚を忘れてしまいました。

試合の日、東京西支部は朝からいつもと様子が違っていました。集合がかかっているのにのんびり歩いてくる少年部、それを見て注意をしない自分。また挨拶の声も小さいなと気になったのに私は声に出して少年部に伝えることもしませんでした。もしも合宿だったら注意したはずです。完全に気が緩んでいました。

 東京西支部の一般部として参加する行事は全て同じ気持ちで臨まなければなりません。ましてや、他の支部にお邪魔していた今回は、感謝の気持ちがあればあんな行動は取れなかったと思います。自分さえ良ければいい、そんな考えでいたからだと思います。

 いつも行事の時は欠かさず東京西支部を支えて下さる宮城先輩、私は今まで先輩に甘えていました。本来なら自分で気が付かなければならない事ですが、一般部であるならば先輩と向き合って、何か支持されてから行動するのではなく、先輩の後ろで先輩を助けなければなりませんでした。いつも一人で頑張って私や少年部を支えて下さった先輩、申し訳ありませんでした。

 師範にはいつも注意を受けてばかりでちっとも支部の力になれず申し訳ありません。今後は一般部として参加させて頂く全ての行事において全力を尽くしていきます。

それから、今回試合から逃げたことで私に何かプラスがあったのか、と考えました。

私は楽をしただけで何も成長していませんでした。子ども達にがんばっている姿を見せた方がよかった。今更後悔しても遅いのですが今回の事で、私は師範に勧められた試合には必ず出ようと決めました。それは簡単な事ではないですが、私が努力することで子どもの成長に繋がれば…と思います。

私の悪い所は反省して落ち込んで、周りが見えなくなってしまうことです。今回も翌日一日落ち込んで、稽古の時も気合がなく、師範にお詫びの言葉を言えませんでした。その時に師範に一般部が少年部の挨拶をみてやらなくてはならないと教えていただきました。 

私はこの注意を間違って受けとめて翌日会った少年部の子どもに師範にきちんと試合のお礼とお詫びを言うように教えてしまいました。本当なら、少年部の子どもは自分たちで気付いて師範に挨拶する事で初めて成長したといえるのですが事前に私が教えてしまったために子ども達は自分で気付くチャンスを逃してしまったのです。

未だに私には難しく、良いと思ってしたことが間違いで裏目に出てしまうことが大半です。でもなにもしないよりも自分の信じた行動に出て、結果、それが間違いであるならばその事実を受け止めて反省し次回に繋げていこうと思います。迷った時に相談する先輩がいらっしゃらない場合は行動に出る事がとても勇気のいる事になります。今後もきっと間違えて師範に注意を受けることが沢山あると思いますが、自分の成長のために頑張っていきたいです。気が利かず、いつもご迷惑ばかりおかけして申し訳ありません。

最後に…折角他支部の交流試合に出していただいたのに皆様にご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。今後、東京西支部での行事全てにおいて、気を抜くことなく、常に周りの方に感謝の気持ちを忘れずに行動していきます。

押忍

                   柿花亜紀子