反省文

馬場裕子

今回は茨城交流試合を開催していただきありがとうございました。そして大内支部長をはじめ、大会関係者の皆様、各道場の皆様、ご父兄の皆様ありがとうございました。
しかし今回はせっかくこのような大会を開いていただいたのにもかかわらず、私達東京西支部はご迷惑をかける結果になってしまった事をこの場をかりて心からお詫び申し上げます。
そして師範、ウルリカ先生、宮城先輩、そして東京西支部の皆様、ご父兄の皆様東京西支部の道場生として自覚のない無責任な行動をとってしまって本当に申し訳ありませんでした。
今回私は、試合に出場はしないので応援に行こうと思いました。自分が試合に出ないで大会に行くのは、私にとっては初めてのことでした。いつも道場生の皆様や、ご父兄の皆様には自分が試合に出ている時は応援していただいているので、今回は自分は出場しないので、応援に専念しようと思っていました。もうすでにその辺から私は東京西支部として試合会場に行くという自覚ができていませんでした。今思えば試合に出ないということで、完全に気も緩み、どこか他人ごとのようにも思っていたのかもしれません。
しかし会場に着くと、宮城先輩から「一緒に応援したり子供達を見て注意したり、協力してください」と言われました。せっかく宮城先輩がわざわざそういった言葉をかけていただいたにもかかわらず、頭は応援のことだけになっていました。一般の人達は試合に出たり、子供が試合に出たりしていて、私は何もないので、私が一番周りを見て注意をしたり、いろいろな事に気付ける立場にいながら全く行き届いていませんでした。私は午前中に子供達がだらけていることに全く気付かず、宮城先輩が子供に注意しているのを見てやっと子供達の様子に気付くというどうしようもない状態でした。ただ、午前中宮城先輩が子供達を注意しているのを見て「あっやばい、注意しなければ」という気持ちが一瞬よぎるだけで、すぐ忘れて応援だけに気持ちがいってました。そういった気付くチャンスがあるにもかかわらず、私は心に留めることなく時間は過ぎていきました。最悪自覚がその時はなくても、現に宮城先輩に直接言っていただいたり、いろいろな事が周りで起きているわけですから、それに気付かないというのは本当にどうしょうもないと思います。師範にはよく「なんで一つの事をやる・u桙ニ他の事ができなくなるんだ」と言われていますが、まさにそのとうりだと思いました。応援の事一つにとらわれ他の事が何も見えなくなっていました。午後になっても午前同様今思えば何度も気付くチャンスはありましたが、私の意識が変わる事はありませんでした。そしてとうとう師範が主審をやっているのにもかかわらず、子供達を注意をしにきました。その時私は近くにいて「あっやばい注意しないから師範がわざわざ注意しにきてしまった」とその時は思いましたが、本当にやばいと思っていなかったんだと思います。やばいというのは師範に怒られるという「やばい」であって、ちゃんといろいろな事を理解したうえでのこの今の現状が「やばい」ということではありませんでした。後者の「やばい」を理解していれば何度も気付くチャンスがあってそれらを見逃すわけはありません。師範が子供達を怒りにきたその後も私は、応援だけに没頭していたことは言うまでもありません。完全に人に頼り切っていて東京西支部の一員という自覚が全くありませんでした。
試合が終わったあと、師範からお話があり、お叱りを受けました。何がいけなかったのかわざわざ説明もして下さいました。そして表彰式が終わったあとにもう一度師範は今日の出来事が大変重大なことで大変な事を私達がしてしまったんだと再度にわたり説明して下さいました。師範にそこまでしていただいたのに、私はまだこの重大さに気付いていないのです。師範に怒られたという事はわかっていますが、意味の上っ面しかわかっていないのです。
そして案の定、次の日に稽古に行き、師範とウルリカ先生を目の前にしても何も言葉が出てきませんでした。もし私が試合当日に師範に言われた事を理解し、本当の意味で反省していたならば何らかの言葉が出てくるはずなのです。これが私の今の姿です。空手を始めてもうすぐ四年が経ちます。始めた頃より少しは私も人間的に成長したかな、などと思っていましたがとんでもありませんでした。自覚のなさ、五級としての心構え、そして何より師範がいつも私達におっしゃってくださることを表面的にしか理解していないので応用が利かないのです。
そして私は師範から三度目の説明を受けることになりました。自分でも情けないのですが三度目の説明でやっと自分がしたことの重大さ、意味を理解することができました。
これもいつも師範に言われていることですが、その時にまた言われて、「はっ」と気付いたのですが、宮城先輩がやっていることは、特別な事ではなく一般全員が同じ気持ちで同じ事をやらなければいけないと、いつも言われてはいますが、こういった出来事があってはじめて本当に理解ができるというか自分のものになるような・・・何度も師範は同じ事をいろいろな場面でおっしゃってくださいますが、こういうふうに大きな失敗をして周りに迷惑をかけ、何度も師範に説明をしていただきやっと理解するという、本当に脳がにぶいというかはっきりいえば大馬鹿です。師範がいつもおっしゃっている根本は同じなわけで、それをいかに理解するかだと思いました。木の根っこの部分がわかれば、いろんな場面に出くわした時にどんな対処をすればいいのかが、おのずとわかってくるのだと思います。その根っこの部分、真髄を理解し、自分のものにし、自分の生き方そのものになれるように日々努力をしていきたいと思います。
そしていつも師範が私達に何度も言っていることですから、大会のあと師範に怒られた時にピンときて反省できるのが普通ですが(もちろんああいった行動をとらないのが一番ですが)私達が理解していないことを見抜き何度も説明していただき師範には本当に感謝しています。私は試合の次の日の説明がなければここまでの理解には至らなかったと思います。本当にありがとうございました。
今回このように大勢の皆様に迷惑をかけることとなってしまいました事を深く反省しそしてお詫び申し上げます。ただ今回、皆様にご迷惑をおかけしたことで学んだ事をこれからの自分の人生に生かし、世の中に少しでも貢献できるよう努力していきます。この経験を無駄にしないことが今回ご迷惑をかけた皆様へのせめてもの償いだと思っています。
そして宮城先輩申し訳ありませんでした。いつも宮城先輩に頼ってしまい、頼るどころか私は今まで宮城先輩を特別だと思っていたのだと今回はっきりわかりました。今後は今までの考えを払拭し、宮城先輩に少しでも近づけるようにがんばっていきます。
本当に申し訳ありませんでした。押忍