一般女子上級の部優勝
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| 川崎の交流試合を終えて 馬場裕子 今回の川崎の交流試合は、全日本ウエイト制の三週間前ということで最初はでるつもりはありませんでした。なぜかといえば怪我をしたくなかったからです。 しかし師範から「出た方がいいぞ」と言われ、「押忍」と答えました。 最初はあまり気が進まなかったのですが、よく考えてみたら今まで試合に出てきて一度も怪我らしい怪我をしたことはありませんでした。怪我をするのはいつも稽古の時だと思いました。 そう考えたらこの時期に試合にでておくのもいい機会だと思いました。自分の仕上がりがどの程度できているのか?また直さなければいけない部分を見つけるのにも良いと思いました。 そして、練習での成果、回転を上げる事、下段の大振りを細かく出すようにすること、あとは膝蹴りを出すこと等を試すのにも大変いい機会だと思いました。練習で出来ても試合では出来ないという事は私の場合はよくありますし、私はメンタルな部分が弱いので、試合が始まるとあがってしまってよくわからないまま試合が終わるという事はよくあります。ですから試合に慣れるという意味でも良い経験になると思いました。 とはいうものの、去年の全日本が終わってから稽古をさぼりがちになりそのうち行かなくなり、忘年会、新年会の季節ということも加わり、飲む機会も増え、体はどんどんなまり、筋肉も落ちて自分の体の変化に自分が一番びっくりしていました。それを元に戻し元以上にすることを考えると気が遠くなり稽古からも遠ざかる一方でした。一ヶ月半以上稽古をさぼりウエイト制に出場を決めたのは二月の初めでした。川崎の交流試合を決めたのはもっと後のことです。とにかくさぼっていた時に落ちてしまった体力や筋肉を取り戻そうと基礎体力を上げる事を重点的にやりました。その時は川崎の試合は決めていなかったので、ウエイト制を目標にがんばろうと思いましたが三ヶ月前だというのに、さぼっていた体力を取り戻そうなんてレベルで間に合うのかとても不安でした。そのころちょうど仕事も変え、慣れない仕事に研修の毎日、家に帰ってからも苦手な勉強もしなければいけなかったので頭がかなり疲れていました。しかし一ヶ月もすると慣れていき仕事がスポーツクラブのトレーナーという事で、ジムは使いたい放題なので筋トレは時間があれば必ずやりました。スポーツクラブでの・u梹d事は私にとってはとてもいい環境になっていきました。トレーニングの事や食事のこと疲れの取り方や体のことなどとても勉強になります。 そして仕事も慣れだんだん基礎体力も戻ってきているのを感じました。そのうち強化稽古が始まりました。本当に辛かったです。でも何回か強化稽古を出たあと家でいつものように旦那にミットを持ってもらい、いつもと同じメニューをこなしていると「スタミナ付いたんじゃない?」と言ってきました。言われてみればいつもバテテしまう所でバテテないなと思いました。旦那は今まで私のミットを持ち続けてくれているので確かだと思いました。強化稽古の成果がこんなに早く目の当たりにできてとてもうれしかったです。 そして川崎の交流試合の何日か前に師範から「相手は一人しかいないからワンマッチだ」と言われました。ちょっと拍子抜けしましたが次の言葉を聞いてビビりました。「相手は青帯で上級の部に出してきている 」 私は初級の 部で出したのですが上級の部になっていたというのと自分から上級の部に出ようというのはわけが違うと思いました。すごい度胸の人だなと感心してしまいました。と同時にこれは負けられないというプレッシャーがのしかかってきました。私は今まで外部の試合では自分よりもすべて上の級や黒帯の方達でしたのでこちらが挑戦するような気持でしたが、帯の色は関係ないとはいっても負けたくないという今まで味わったことの無い気持ちになりました。 試合当日相手の身長と体重を見てやばいなと思いました。でも絶対負けられないと思いました。ここで負けたらウエイト制も駄目」だなと自分では思ってました。負けたら負けたで切り替えてウエイト制に臨まなければいけませんが、どっちがいいかといえば ここで勝って勢いをつけてウエイト制に出た方がいいに決まっていると思いま した。ですからどうしても勝ちたかったです。そう思えば思うほど緊張がひどくなっていきました。去年の全日本は自分でもびっくりするくらい緊張しました。私にとっては試合前のメンタルの弱さは課題でした。しかしこの試合前 も落ち着きが無かったです。喉はカラカラになりウロウロして緊張でじっとしていられないのです。 そんな緊張のまま試合は始まりました。相手は始まるやそうそう突きや蹴りをすごい勢いで出してきました。私は勢いに圧倒されそうになりましたがちょっと落ち着こうと思いました。相手に乗らない方がいいと思いました。ここはちょっと我慢しようと思いました。最初のものすごい連打で腹の何ヶ所かは効いていましたが、後に残るものではありませんでした。それから何秒かして少しずつパンチを中心に返していきました。下突きをかなり入れているのに相手は効いているそぶりがありませんでした。私の突く位置、角度が良くなかったんだと思います。それでも下突きを中心に出していき、内股を何度か出すと体制が崩れてきたのでこれだと思い内股を蹴るようにしました。やめの合図がかかり本戦が終了しました。最初相手の勢いがあったので引き分けかなと思いました。でも引き分けで延長になれば相手は息があがっていたので絶対勝てる自信がありました。それと強化稽古で自分でもわかる位に」スタミナがついてスタミナに関しては自信がありました。しかしなんとか本戦で勝つことができました。試合の感想としては納得いきませんでした。蹴りがあまりでていませんでした。・u梔ニに帰り撮ったビデオを見ましたが、課題はたくさんありました。今回ウエイト制の前ということで川崎の交流試合に出る事を躊躇していた私を出場するよう促していただきまして師範にはとても感謝しています。 今回第一回川崎交流試合を開催していただいて川原先生をはじめ審判団の方々スタッフの皆様ありがとうございました。そして空手はもちろん人間としても未熟な私をあきらめることなくいつも厳しくご指導してくださって、師範にはとても感謝しています。ありがとうございます。ウルリカ先生いつもご指導ありがとうございます。同じ女性として親近感がある一方いつも自分に厳しく稽古に向かうウルリカ先生を見ると、私はいつも律せられます。そして先輩方、道場生の皆様稽古、応援ありがとうございました。父兄の皆様いつも応援ありがとうございます いつも感謝 しています。 今回皆様のおかげでこのような経験ができ、とてもありがたく思っています。この経験を無駄にすることのないようこれからも稽古に精進していきたいと思います。ありがとうございました。 押忍 |