荒井さん





極真空手を習わせて

 極真を始めてから、5年が経とうとしています。年中さんから始めて、今では4年生になりました。改めて考えると、そんなにやっていたのだと月日の早さを感じます。
その月日の中で色々な事がありました。その中で一番辛い姿を見たのは、審査が受けれなかった時でした。初めて師範に「まだ、受けれる状態ではない」と言われて、審査を受けることができなかったのには、かなりショックを受けて、改定に沈んでるかのようでいした。今までストレートに行き過ぎたせいか、受けれて当たり前と思う面が多々あり、立ち直るのも時間がかかっていました。又その姿を見て酷いかもしれませんがうれしく思う自分がいました。なぜなら、泣くイコール悔しいと感じてくれている事、負けん気があるということは大事ではないかと私は思います。一つの事を流してしまう子、例えば試合をやって負けてしまった時にどう感じるか、まぁいいかと諦めてしまうか、次は絶対に勝つぞ!と闘志を燃やせるかだと思うのです。そういう気持ちは持ち続けて欲しいと思います。
 主人も私も武道をやらせるなら、極真空手と思っていたのですが、4歳の子に教えてくれる所もなく、ポストに入っていた折込チラシを見てすぐに見学に行き、体験をさせてもらって、本人がやりたいといったので入会しました。武道では、親が教えてあげれない事を教えてもらえる、上下関係は口で言っても、子供に伝える事は難しく、でも大切な事だと思っているので小さいうちに自然と身になり、大きくなって自然にできているのはすごい事かと思います。出来て当たり前の事が今はできない、上下関係がわからない子が多い中で、大人の人たちと接する事で社会性などが育っていくのかなぁと感じます。親以外の大人に褒められる喜び、叱られた時の怖さを、今この時代に経験できるのは貴重なことだと思います。
挨拶するという決まりは、すごい素晴らしい事だと思います。当たり前だけど声に出して言うのってなかなか出来ない子も結構多いと思うのです。(家を含めですが)近所付き合いが少なくなったせいか、挨拶する習慣を付けさせなければいけないのですが、近所の人たちに会わなければ出来ないんですよね。道場に行くとたくさんの人たちがいて、大きな声で「こんにちは」「こんばんは」「さようなら」の挨拶が聞こえます。最初ははづかしがって言えなかったのに今は道場以外でもいえるようになりました。習慣ってすごいと思いました。
 年2回ある合宿では、稽古は辛いけどその後のゲームなどをして遊んだりする時間が一番の楽しみで、絶対欠かせないイベントです。
 合宿も行き始めたころは帰りの車の中で寝てしまったりしていたのに、体力が付いてきたのか、今では帰って来てからも遊べるぐらい元気です。
 今まで喘息で入退院を繰り返していたので、入院する事も無くなりました。
 そうゆう兆候はたまにありますが、年に二、三度と減り、体力が付いたと思える一つです。
 そして心の面で、自分の我を押し通そうとするところが多々あったのですが、今は相手に合わすということが、少しですがだんだんと出来る様になりました。
 以前まで何をするにも、諦めてしまうような感じがありましたが、そういうところも無くなりました。
 最近では、まずやってみよう!とか頭で考えても結果は、出ないと思うようになったのでしょうか?とりあえずがんばってやってみようという精神が、身につき親として安心しました。特に男の子なので、逃げ腰なのは、どうかと思っていたので、本当にうれしく思います。
 一期一会を大切にしてもらいたいと思います。極真の人達ともかなりの出会いがあると思います。又それ以外でも多い事だと思いますが、人と人とが出会うのも自分にとって何か意味があるということを忘れずにいて欲しいと思っています。
 自分が大人になった時に力を貸してくれたり、励ましてくれたり、一緒に泣いたり、笑ったりしてくれる仲間が、いる事の素晴らしさも教えてくれる場所の一つかもしれません。




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