空手
子供達は空手暦3年です。岳瑠が友達の影響で空手をやりたいと言ったのは年長のときでした。家から通える所で探していたときにチラシがポストに入っていました。それが今の新極真会でした。早速見学を申し入れて岳瑠といっしょに見に行きました。師範にいっしょにやってみようかと言われ、最初は見ているだけでいいと言いはっていましたが途中から参加して楽しかったようです。すぐにやりたいと言い出しました。私は武道の経験は無かったし技を見てもさっぱりわからなかったけれど最後に正座してみんなで道場訓と極真精神を読み上げるのは感動しました。そして何より稽古が終わるとみんなで一列になって体育館を雑巾がけするのにはとても感心し、これはやらせてもいいなと思い入門させました。
週一回コースで始めましたがすぐに二回以上コースに変更して稽古しました。一年生になったばかりでしたが一人で電車に乗り昭島の多摩スポーツ会館まで稽古に行っていたこともありました。電車を乗り過ごして稽古時間に間に合わなかったこともしばしば・・・・。
岳瑠は技を覚えることは楽しかったけれど師範の厳しさが身にしみて稽古に行くまでとても緊張していました。私としては、礼儀作法に対しては当たり前のことを言われていると思っていたのでどんどん厳しくしてもらっていいと思っていました。あいさつなど人としてできるのがあたりまえだけれどなかなかできない人が多い中、岳瑠は近所の人にきちんと会ったら挨拶ができる子供になっていました。ある日道着を着ている姿を見て「君は空手をやっているからきちんと挨拶ができるんだね。やっぱり武道をやっていると違うね。」と感心されました。家族の中の岳瑠を見ているとどうにもちゃらんぽらんで大丈夫かなと心配になりますが、他人から褒められると空手のおかげで礼儀正しく行動できる部分があるんだとありがたく思います。
一方、妹のさくらはお兄ちゃんが始めてすぐにしつこく自分もやりたいと言い続け三歳になったばかりでしたが入門を許可され、始めました。幼い三歳の言葉だったけれどやりたいと自分から言ったからには続けてほしいと思い、今日に至ります。稽古を見ていてもちっとも他の人の真似をしないで自分の世界に入っていて見ているほうがハラハラしていました。やりたくないとだだをこねたこともありますが、今ではようやく自分から覚えようとしているし毎週稽古を楽しみにしています。でも休みが入ったりするとすっかり技を忘れてしまって師範に怒られ涙を流しています。それでも不思議とやめたいとは言わず、次に同じことで怒られないように家でお兄ちゃんに教えてもらって練習したりして、さくらなりに努力しています。のんびりしていて、人を押しのけてまで自分が、という性格ではないので格闘技をやるということには向いていないと思いますが、やはり礼儀作法はもちろんのこと、内面的なことで、忍耐強さ、ちょっとやそっとのことではへこたれない精神力を身につけてもらいたいです。
二人ともまだまだ学ぶべきことはたくさんあります。いろいろな体験を通して、成長していってほしいと思います。大人になって思うことは、何をするにも体力が必要だし、健康第一です。子供のころから体を動かし体力をつけ病気に負けない体作りをして、将来、空手をやっていて良かったと思えるように日々一生懸命稽古に励んでもらいたいです。
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