空手
僕は、小学校2年の終わりに、クラスの友達が、「空手教室に行くんだけど、一緒に見学しない?」というので、「なんか、おもしろそうだなぁ」と思って日野の東部会館に行きました。ただ、見学のつもりでしたが、師範に「体験してみないか?」と言われ、体を動かすのは好きだったので、やってみることにしました。初めてやる事ばかりでしたが、楽しい時間でした。ただ、『黙想』と言われても、なんのことかわからず、キョロキョロしていると、ウルリカ先生が「目をつぶるのよ」と教えてくれました。それが、僕と極真空手との出会いです。
初めての合宿では、すごく緊張したのを覚えています。その時は、東部会館に来る人しか知らなかったので、誰と同じ部屋になるのか・・・とか、どんな稽古をするのか・・・とか、不安でした。実際、予想以上に厳しくて、疲れ果ててしまいました。でも、合宿のレクレーションで試合の練習をした時、前蹴りが決まったのが、とても嬉しかったです。
一番印象に残っている昇級審査は、5級になる時に受けた再審査です。その日は、道場訓を書く前から、ジャンピングスクワットをやることになってしまったので、床に置いた紙に、道場訓を書く時、吹き出た汗がポタポタと落ちて、紙が切れそうになり大変でした。基本・移動・型をやったら、またジャンピングがあり、もうそこで、足がガクガクになりました。だから、最後の組手では、いつものように足も上がらず、苦しかったです。
でも、再審査なのだから、前よりもきちんとできていなければいけない、と思って頑張りました。だから、やっと帯をもらえた時は、すごくうれしかったです。
今までで、一番悔しかったのは、去年の[全日本ジュニア]です。ただでさえ、緊張していたのに、プログラムを見たら、[第一試合]というのがわかって、頭が真っ白になってしまいました。それで、わからないうちに、試合が始まって、気づいたら負けていました。自分より、体も小さかったし、動きもあまり良くなかったのに、僕のほうが、もっとダメで、なにも出来ずに終わってしまいました。あの負け方は、自分でも情けなかったです。
新潟大会は、外部の試合で、初めて一勝できたので、嬉しかったけれど、2回戦で、再延長の末に、結局判定負けだったことが悔しくて、やっぱり、もっと勝ちたい、と思いました。
内部の試合で嬉しかったのは、敗者復活戦で優勝した、型の試合です。[絶対、勝てない]と思っていた先輩二人に、運良く勝てたので、本戦で優勝したみたいに感動しました。でも、今度こそ、本当の優勝をめざしたいです。
僕には、学校の友達がたくさんいますが、空手でも仲間が増えました。大人の人や、いろいろな学年の人と仲良くなれたのは本当に良かったと思っています。
中学生になって、想像以上に忙しくなりました。部活も、入ったからには、一生懸命やろうと思っているので、家に帰るのが、夕方遅くなります。塾も、学校の定期テスト前には、臨時授業が入ったりします。だから、なかなか稽古に行けないこともありますが、僕は[空手]が好きなので、これからも頑張りたいと思います。押忍!
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